品質管理・保証
TNF工法協会では「TNF工法施工管理基準」に基づき、物理試験を用いた品質管理を徹底して行っております。
TNF施工現場の事前調査・現地土の試料採取
TNF工法協会に加盟した施工管理者により、TNF工事着工の2週間までに元請様と事前のお打合せと施工現場での事前調査および現地土の試料採取を行います。
現地土の試料採取
事前のボーリング調査資料により、現地土の試料採取位置と必要採取数量を決定し地盤改良部分(1次改良・2次改良)において、現地試料土を採取します。
使用機材 | 0.3~0.5m3バックホー 1台 電子レベル 1台 |
採取人員 | 作業指揮者・重機OP 1名 |
採取に必要な時間 | 2~2.5h程度 |
採取手順
1.掘削機械の現場搬入(15~20t車にて搬入)
2.掘削レベルの測定。基準レベルの確認
3.バックホーによる改良下端までの掘削
4.一次改良部・二次改良部の代表的な土の採取
5.掘削機械の現場搬出
6.場内・周辺清掃 作業完了
改良地盤での一軸圧縮試験の実施
TNF工法協会では、実際に地盤改良を行った改良地盤にて十分な設計強度を発現しているかどうかを確認するための物理試験を行っています。一軸圧縮試験により、地盤改良後7日後、28日後の強度を確認し、測定結果をご報告しています。
1.地盤改良部分(1次改良・2次改良)において、改良土の採取を行う。
2.施工現場にて供試体作成を行う。
3.地盤改良後7日後、28日後に一軸圧縮試験を実施する。
4.報告書を作成する。
基礎部分の保証
TNF工法協会が基礎部分を設計・施工した建築物が、お客様の正常な使用状態のもとで不等沈下した場合、当協会の賠償責任保険契約に基づき、不等沈下に伴う建築物の破損部を修復させていただきます。